<< September 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>

トピックス

北里大学獣医学部教授・有原圭三(株式会社フード・ペプタイド代表取締役)が、食品を中心とした情報を発信します。


メルボルンのクイーンビクトリア・マーケット

No.268


 前回、オーストラリアの畜産事情の一端をお伝えしました。今回は、メルボルンのクイーンビクトリア・マーケットの様子を紹介します。


 1878年にオープンしたクイーンビクトリア・マーケットは、南半球最大級の屋内市場です。メルボルン中心部からも近く、旅行者にも訪れやすい場所にあります。メルボルンのトラムは中心部に限って無料で利用でき、この市場もその範囲内です。


 クイーンビクトリア・マーケットでは、ほとんどの食料品が扱われていますが、食肉関係が最も充実しています。店舗数が多いだけでなく、牛、羊、豚、鶏、山羊、カンガルー等、様々な食肉が並べられ、オーガニックミートの店もあります。


 オーストラリア産の「Wagyu(和牛)」を扱う店も結構ありました。ただその品質は、日本のものと比べると、まだまだの感があります。


 最初は、Kangaroo(カンガルー)やCrocodile(クロコダイル)の文字に驚きましたが、この市場ではよく目にしました(写真左)。もちろん、ソーセージなどの食肉製品を扱う店もあります(右)。


 ここには、魚介類も豊富にあります。写真左は、Rainbow Trout(ニジマス)です。生牡蠣も結構人気があります(右)。私もメルボルンで生牡蠣を食べてみましたが、小ぶりながらなかなか美味でした。


 酪農が盛んなオーストラリアは、世界第4位の乳製品輸出国です。チーズの生産量も多く、この市場内にもチーズ専門店があります。


 市場内には、Market Organics(オーガニック市場)の区画があります(写真左)。野菜や果物が中心ですが、鶏卵を扱う店がいくつかありました。ここでは、Free Range(放し飼い)の鶏卵に人気があるようでした(右)。


 クイーンビクトリア・マーケットには、生鮮食料品以外にも衣料品や生活雑貨品などを扱う店も入っています(写真左)。畜産が盛んな国らしく、牛の毛皮を扱う店もありました(右)。


 オーストラリアは物価が高い国ですが、クイーンビクトリア・マーケットでは安価な土産物を見つけることができます。メルボルンを訪れる機会があれば、ぜひ足を向けてみてください。



この記事に関連する記事はこちらです。ぜひお読み下さい。
267:オーストラリアの畜産事情(2018/08/27)
255:ジャカルタ周辺の食料品市場(2018/02/26)
243:ドバイの食事情(2017/08/25)
239:ロシアのスーパーマーケット(2017/06/26)
176:バレンシア中央市場(2014/11/10)
173:インドの食肉事情(2014/09/25)
162:インドネシアの食品市場(2014/04/10)
151:モンゴルの「赤い食べ物」(2013/10/25)
食品のトピックス | 14:19 | 2018.09.10 Monday |