<< June 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>

トピックス

北里大学獣医学部教授・有原圭三(株式会社フード・ペプタイド代表取締役)が、食品を中心とした情報を発信します。

<< 「おいしい牛乳」の秘密 | main | トルコの乳酸発酵飲料「アイラン」 >>

お肉検定

No.146


 「お肉検定」という制度があります。今年の2月9日(2013/2/9)の「肉の日」に、第1回の検定試験が行われました。「お肉検定」のホームページによると、「私たちの身近な食材であるお肉の生産から流通、消費、調理にいたるまでの知識を深めるための検定試験」です。

 お肉検定には、入門者向けの「お肉博士2級」と、食肉の知識を深めたい人や食肉関連の仕事に携わる人向けの「お肉博士1級」があります。いずれも、お肉に興味のある人であれば誰でも受験できます。


 1級・2級ともに検定試験は、牛、豚、鶏の3畜種を対象に、下記の5科目の中から出題されます。選択式(正誤および択一)の問題が100問出題され、80点以上で合格です。第1回試験の合格率は、1級・2級あわせて46%でした。めでたく試験に合格すると、「お肉博士」の称号が授与されます。


 この検定試験を目指す方のために、全国(札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡)で講習会も開催されます。第2回お肉検定講習会は、今年10月に行われます。講習会の詳細については、こちらのページをご覧ください。今回の講習会の申し込み締め切りは8月30日となっています。なお、第2回の検定試験は来年の2月9日(2014/2/9)に行われます。

 「この種の検定試験に合格すると、何かの役に立ちますか?」という質問を学生さんから受けることがあります。難関国家資格のようなものとは異なり、就職などに直結することはないかもしれません。しかし、こういった検定に取り組む前向きな姿勢が評価される機会はあると思います。就職活動の際に履歴書に書いておけば、面接試験のときに話題にされることもあるでしょう。もちろん、知識を定着させる手段としても有効です。

 今回紹介した「お肉の検定」以外にも、私の所属する動物資源科学科の学生さんたちにお勧めしたい検定試験として、「食品表示検定(食の目利き検定)」「ペットフード/ペットマナー検定」があります。いずれも平易なテキストが用意されているので、チャレンジしやすいと思います。



この記事に関連する記事はこちらです。ぜひお読み下さい。
227:肉トランプ(2016/12/26)
218:燻さず燻煙(2016/08/10)
212:お肉やわらかの素(2016/05/10)
202:大間の陸マグロ(2015/12/10)
196:霜降りか赤身か(2015/09/10)
190:肉焼き総研(2015/06/10)
189:熟成肉は美味しくて体に良い(2015/05/25)
148:アグー豚 vs 石垣牛(2013/09/11)
143:『馬肉新書』(2013/06/25)
141:6次産業化とレストラン「NARABI」(2013/05/27)
105:鶏の唐揚げの科学(2011/11/25)
98:馬肉の魅力(2011/08/10)
92:青森シャモロックホームズ(2011/05/10)
84:『ぶた にく』(2011/01/11)
80:奥入瀬ガーリックポークと銘柄豚(2010/11/10)
78:もも肉でもロース(2010/10/12)
74:口蹄疫と和牛肉(2010/08/10)
35:バラ焼きの街・十和田(2008/12/26)
食品のトピックス | 14:04 | 2013.08.10 Saturday |