2017.08.10 Thursday
「お肉博士」を目指そう!
No.242
「お肉検定」の試験に合格すると、「お肉博士1級」あるいは「お肉博士2級」を名乗ることができます。最近、下のロゴマークを名刺に刷っている方にお会いする機会が増えてきました。
名刺交換をした際、「農学博士」など本物の博士号よりも目を引くかもしれません。「お肉検定」は、2013年2月9日(肉の日)に第1回の試験が行われました。今年(2017)は、11月12日に第6回の試験が行われます。
学生さんから、この検定試験について尋ねられたことが何回かあります。私自身は受験したことはありませんが、受験(合格)した方から話を聞いたことがあります。テキストの内容をしっかり覚えれば、必ず合格できるそうです。2級のテキストは88ページと比較的薄いですが、1級の方は193ページとなかなかのボリュームです。
試験では、食肉の歴史、種類、特徴、栄養と調理、加工品、衛生管理、流通や生産、肉の格付け評価、販売や消費、法律、表示といった幅広い知識が問われます。 1級・2級とも合格基準は、80点以上(100点満点)で、問題はすべて2〜5者択一式です。 すでに合格した方も多いので、ネットで受験(合格)体験記を見つけることができます。 テキストだけでは心配という方には、全国7か所で開催される講習会があります。
「お肉博士」を名乗ることができると、何か得をすることがあるのかという質問を受けることがあります。 公的な資格の類ではありませんので、直接的に利用することはできません。 しかし、就職試験(面接)のときに、「お肉博士」を持っていることをアピールすることはできると思います。 食肉や食品に感心を持っている人材であることを伝えられるはずです。
次回の試験(2017/11/12)まで、準備をする時間は十分にあります。願書申込締切りは9月1日ですので、これにも間に合います。夏休みに決意して、合格を目指してみてはいかがでしょうか。「お肉検定」ですが、お肉をきっかけに食品全体に対しての関心や理解が深まると思います。検定試験の詳細については、こちらのページをご覧ください。
食品のトピックス | 10:49 | 2017.08.10 Thursday |