2018.12.25 Tuesday
食べられる緩衝材
No.275
壊れやすい製品が宅配便などで送られてくると、箱の中には「緩衝材」が詰まっています。発泡スチロールのもの(下写真)が多いですが、紙製のものなどもあります。捨てるのが惜しい気もしますが、研究室では受け取る方が多いので、取っておいても溜まってしまいます。
以前、緩衝材として袋詰めのポップコーンを使っているという話をテレビで見たことがありました。これならば、捨てずにすむと感心した記憶があります。このアイデアが、「食べられる緩衝材」として製品化されました(下写真)。高知市にある「有限会社あぜち食品」の製品です。
どうやら袋の中身は特別なものではなく、ごく普通のポップコーンが使われているようです。「食べられません。」という表示はよくありますが、「食べられます。」という表示(下写真)はあまり目にすることはありません。
あぜち食品のホームページによると、事業内容は「ポップコーンの製造、珍味、豆菓子の販売、一般菓子の販売」とのことです。ポップコーンはこの会社の主力製品で、オリジナルポップコーンのOEM製造なども行っています。ホームページ中のブログページによると、そもそも緩衝材としてポップコーンを使ったという話は、この会社の「石チョコ(Stone Chocolate)」(下写真)という製品の出荷の際に、緩衝材代わりに入れたということだったようです。
今回は、本年最後のトピックスとなります。来年も、情報発信に努めたいと思っております。どうぞ、よい新年をお迎えください。
食品のトピックス | 10:58 | 2018.12.25 Tuesday |