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北里大学獣医学部教授・有原圭三(株式会社フード・ペプタイド代表取締役)が、食品を中心とした情報を発信します。

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前沢牛らーめん・白金豚らーめん

No.279


 今回は、「前沢牛らーめん」と「白金豚らーめん」です。私は、写真のような牛や豚のデザインの入ったパッケージに滅法弱く、この種の製品を目にすると躊躇なく買ってしまいます。


 いずれも、岩手県奥州市にある株式会社小山製麺の製品で、2016年に東北限定で販売が始まったそうです。1袋250円(税別)のこれらインスタント麺は、すでに同社の主力商品に成長しているとのことです。


 2種類の製品の違いは、スープにあります。一方は岩手県の前沢牛を使い、もう一方は岩手県の白金豚を使った濃厚な味わいのスープです。両者を食べ比べましたが、私は「前沢牛らーめん」の醤油スープに軍配をあげました。


 「前沢牛」は、知名度の高いブランド牛肉のひとつです。岩手県奥州市前沢で肥育された和牛(黒毛和種)が一定の規格を満たした場合に、この呼称を使用できます。前沢牛は、岩手ふるさと農業協同組合の登録商標となっています。詳しくは、「岩手前沢牛協会」のホームページをご覧ください。


 一方の「白金豚」は、岩手県花巻市の穀類加工会社である高源精麦株式会社が一貫体制で生産している銘柄豚(ブランド豚)で、「プラチナポーク」とも呼ばれています。岩手県の偉人、宮沢賢治の作品『フランドン農学校の豚』には、豚が大地の恵みを受けて食肉を生み出す様子を、自然界における「触媒だ。白金と同じことなのだ」と書かれており、これが「白金豚」の由来だそうです。なお、白金豚は、高源精麦株式会社の登録商標です。



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食品のトピックス | 11:56 | 2019.02.25 Monday |